着物の世界を広げる新たな役割 | 着物屋さんの中の人

着物屋さんの中の人

埼玉県熊谷市にて今年で創業17年になる着物屋の店主です
毎日着物を着て店頭や街中をウロウロしております

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※Mizunoさん撮影
 
 
 
先日、アメリカ人の着物ファンに2週間前に選んでいただいた正絹(絹100%)白生地が染め上がり、色の確認と採寸をさせていただきました。
 
 
ご本人には仕上がりの色をとても喜んでいただきました。1ヶ月後の仕立て上がりをお楽しみにされています。
 
 

 

 

 

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※Mizunoさん撮影
 
 
 
白生地を選び、色を選び、自分の寸法で仕上げる「誂えの着物」は目の前にある現品を選ぶのと違いイメージや感覚の部分をお客様との話し合いでいかに共有出来るかが満足度に大きく影響します。今回は言葉の壁もあるアメリカ人との打ち合わせでしたので通訳としてMizunoさんにご協力いただきました。
 
 
 
Mizunoさんは着物ファンであり着物フォトスタイリスト®でもあり、そして着物イベントのボランティアを数多く経験されている方です。当店でも毎年開催している夏祭りでの浴衣の無料着崩れ直しボランティア「浴衣お直し隊」でもボランティアリーダーをお願いしています。そしてカナダに住んでらした経験もあり英語も堪能です。
 
 
 
 
着物が分かっていること。
文化の違いを理解していること。
英語が堪能であること。
 
 
 
 
今回のアメリカ人の着物ファンの笑顔にはMizunoさんの存在が欠かせなかったと思います。こちらの伝えたい繊細な部分を的確に伝えていただいたお陰です。
 
 
 
 
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※Mizunoさん撮影
 
 
 
 
コロナ前では外国人が観光地で着物姿を楽しまれている様子を沢山目にしました。その中には着物屋で本格的にフルオーダー、フルコーディネートをしたいという方も少なからずいらっしゃるはずです。その間を取り持つ役目の方が必要です。今回のMizunoさんとのやり取りでその重要性を強く感じました。
 
 
 
MizunoさんのFacebook、Twitter、ブログを紹介します。これからの着物の世界を広げる為の新たな役割を応援します。
 
 
 
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