昨日イベント終了しました。本当に沢山の着物ファンが来店され、次へのステップに向かう杉山さんに励ましや応援のお言葉をいただきました。有り難うございます。
着物を通して沢山の方と出会ってきました。そして分かったことは着物を愛してやまない方々は「人」に対しても同じように深い想いをお持ちだということです。イベント期間中の3日間、杉山さんに寄せられたあたたかい言葉を私もそばで一緒に聞かせてもらい、目頭の熱くなる場面が幾度もありました。
最後のお客様を見送った後、杉山さんが言いました。「私はどうしたらこの恩返しが出来るのでしょうか。」そんな風に皆さんから大事なものを与えられたと感じるのが杉山さんです。親の後を継いで大島紬を中心とした個性豊かな着物を丁寧に丁寧に提案し続けてきた彼の熊谷きものこすぎでの10年間が着物ファンにとって「与えるにふさわしい人柄」だったのだと思います。
そしてこれから、彼のその恩を返するための「モノ作り」という新しい挑戦がスタートします。寂しくはなりますが未来へ向けての大事な一歩をに着物ファンと一緒に私も見守っていきたいと思います。
杉山さんに変わり10年間お世話になった皆様に御礼申し上げます。本当に有り難うございました。