6月から9月着用にオススメの夏着物です。新潟県小千谷の麻100％の織物「小千谷のちぢみ」です。最高気温が30℃を越える日に最適な着物です。麻はシワになりやすい特徴がありますがそれはメリットでもあります。シワの間を風が通りぬけ汗をサッと乾かします。
素晴らしい吸水性と速乾性の特性を持つ麻。高温多湿の日本の夏を快適に過ごすことが出来る天然素材です。私自身、熊谷の夏を５度経験してこの麻着物パワーを実感しています。
帯は博多織の夏帯をコーディネイトしました。紗の清涼感と軽さが特徴です。夏は軽さも涼しさを感じる要素になります。青の帯締めやレモンイエローの帯締めでまとめてみてはいかがでしょう。
こちらのコーディネイトも着物は麻100％の小千谷ちぢみです。帯は絽の生地に紅型染めをした名古屋帯です。織りの着物に染めの帯。安定感のある定番コーディネイトです。帯締めを紫色でシックにまとめたり、エンジ色で可愛らしくまとめてみたりと小物次第で長くお楽しみいただけます。