京都千藤の真綿帯とさらり本場大島紬 | 着物屋さんの中の人

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埼玉県熊谷市にて今年で創業17年になる着物屋の店主です
毎日着物を着て店頭や街中をウロウロしております

 

 

 

本日10時より春の新作展「京都千藤の真綿帯とさらり本場大島紬」がきものこすぎにて開催です。
 
昨晩搬入、展示も完了し店内は春着物が満開です。
 
 
 
 
きもの は まきもの(巻く物)
 
 
着物は広げると四角い1枚の布のようになります。腕を通す袖があるだけです。そのシンプルな形は着ると云うより1枚の布を「身体に巻く」という感覚です。
 
 
洋服は着るもの
着物は巻くもの
 
 
最近そんな事を思っています。真夏でも真冬でも、どの季節でも着物の形は変わりません。シンプルな1枚の布です。形がかわらない代わりに季節に最適な布を求め続けてきました。
 
 
着心地
 
 
その心地良さと着用の耐久性も考慮しながらの沢山の布が作られてきました。そして2016年春の最新作がこの「京都千藤の真綿帯とさらり本場大島紬」です。
 
 
 
着物という1枚の四角い布に込められた素材と織りと染めの技術の集大成をどうぞ、手に取ってお確かめ下さい。
 
 
入場無料、ご予約も不要です。ご来場お待ちしております。