着物の魅力を子供達から | 着物屋さんの中の人

着物屋さんの中の人

埼玉県熊谷市にて今年で創業17年になる着物屋の店主です
毎日着物を着て店頭や街中をウロウロしております

着物の魅力を伝えるのに子供たちと年配の方々の着物姿が一番分かりやすいなあと思う。あーだのこーだの色々と説明を加えなけれ分かってもらえない「伝わりずらさ」が着物には多いけど

 
子供の着物姿の問答無用の可愛らしさ
お年を召した女性着物姿の問答無用の品の良さ
年配の男性着物姿の問答無用のかっこよさ
 
 
普段着物に関心の無い方達に説明をせずとも「イイなあ」と思ってもらえる着物姿には着られる人の「年齢」があるかなと。
 
 
子供の着物姿はいうまでもなく、6年近く毎日着物を着続けている46歳の自分より65歳の何十年ぶりの着物姿の方が遥かにカッコよくて素敵だもの。伝統のある着物というアイテムと歳を重ねた方々の抜群の相性。ご年配の着物姿を見て「あんな風に歳をとりたい」「仕事が一段落したらあんな風に着物で過ごしたい」そう感じさせる魅力がこの組合せにはあるんだよね。
 
 
 
この年齢層の方々に着物を楽しんでもらえる場所作りをしていきたい。
 
 
 
まず子供の着物姿からスタートします。色んな経験がある大人よりも「着てみたい」という好奇心で行動してもらえるかもしれないから。
 
 
子供の着物姿の可愛らしさに大人が集まる。「可愛いね」の大人達の言葉に子供が照れながら喜ぶ。そこに笑顔の輪が生まれる。一生懸命に写真を残す親御さんの姿。
 
 
子供達の着物に対する経験が楽しい思い出となれば10年後20年後の着物ファンのひとりになるかもしれない。
 
 
次回の2016年5月3~5日に埼玉県行田市にて開催する和の作家さんやメーカーさんを集めたイベント「第2回 和ンダーランド埼玉」ではその子供達の着物姿を形にしたいと思っています。
 
 
具体的には3才から10才位まての子供の着物を1時間1,000円前後にて貸し出し、着付け致します。会場内はもちろん、隣の古民家やチョット足を伸ばして「忍城」などで記念写真を楽しんでもらいたいです。