ベーブ・ルースが球場で頑張っている最中、奥はんと娘はんは銀座とりゐ屋でお買い物や!
奥はん「おお、これはステキ、パリにもニューヨークにもなかった私の好きなハンドバッグを東京で求めようとは思わなかったわ。これをクリスマス・イヴのドレスアップの時に持つの......」
娘はん「ママ、わたしはこの銀色にサンゴの模様を織り出してあるのを買うわ」
お二人とも純日本製の錦織バッグを購入されたんやね。世界の本塁打王の奥はんと娘はんは80年後の錦織圭及びサンゴ目当ての違法中国漁船の出現を予言していたんか!?
ちなみにいまこのお店は帝国ホテルのアーケードにあるらしいんやが、当時の「銀座西五の五」ってそこ?電話東京1700が当時から変わってないのがすごいな。
(アサヒグラフ昭和9年11月21日号)