戦時中の雑誌の記事・広告にツッコミを入れるんや。事後的にだからこそ言えることがほとんどやけどな。
今回は昭和16年(1941年)の農村向け家庭雑誌『家の光』6月号。情報局の言論統制色がかなり強くなってきちょる。
ちなみに発行元の「産業組合中央会」は農協の前身なんやて。この雑誌、まだ存続してるらしいで!
↑食糧が深刻に不足してきたんやね。
↑粗食、正直イヤや~。耐えるとますます健康になれるってホンマかいなー!
↑ちょっと待ったー!日ソ中立条約は一方的に破棄されることになるから締結せんほうがええでぇ
↑サトウハチローはんの「貯蓄翼賛の歌」。。もはやポエムやないね。
↑せっかくの貯金で債券買わんほうがええでー!紙切れ同然になってまう。写真のわざとらしい仕込みにも気づいてほしいな。
↑強盗も手を出さない報国債券。戦後の「轟先生」より
↑少年よ。。。
↑「エライヒト」ってどんな人?どこの親が子供に戦争に行ってもらいたいと思うんやろね
とにかく、当時の一般庶民はえらかった!
(オマケ)
下のは、同じ雑誌から、子供向けの「よい子の手本」や。今の世の中でも守ってもらいたいことがほとんどやね。今、学校・家庭はちゃんとこういうこと教えちょるんか?
70年前の雑誌は、まあ、意図がわかりやすいけど、現代のマスゴミは数千倍~数万倍巧妙なウソをつく技術を習得しとると思われるから、要注意っつうか注意のしようがない。見ざる聞かざるが一番や!