みなさん、こんにちは。キモカワまる公です。
今年の夏は、久しぶりの解放感から、何をしようかなあと、少し考えたりしていました。ですが、再度感染の数も増えているようなので、それは注意しなければいけないのかもしれません。
そんなことを思っていたら、今年のバカンスのことで話に来ると言っていた、菱斐っちさんが、何か手に持ってやってきました。
「まるちゃん!
昨日、まるちゃんの森あたりを歩いていたら、ふと、なにかモフモフしたものが見えた気がしたの・・・」
「そうですか、かわいい感じでしたか?」
「そうね、これよ。イメージキャラクター、
トウキツネ・・・だって。
・・・
なんか、ベタな感じのレベル高いわね。ちょっとついて行けてないかしら。
私たちももっと、頑張らなくちゃ」
菱斐っちさんはそう言って、頷きました。
「そうですね、菱斐っちさん。ベタな感じで、負けたくないですね」
僕も言いました。
「『もう登記せずにはいられない』、とかって、ちょっと病的に、登記がしたい気持ちに駆られる感じかしら・・・」
「う・・・」
「私も、しばらく前だけど。昼に病院へ行って、待ち時間があったので、カフェでバナナラテを買って待合に戻って、何気にひとくち飲んでみたら。
『病的に美味』
と思って、あんまりにも美味しかったので、もしか、今日受診するのとは別の病気かもしれないって、思ったわ」
「・・・もしか、食事していないのではないですか?」
「そう、その時は、してなかった」
「食事は、してください、菱斐っちさん。健康のために食事はとってください」
「そうね、慌てて出掛けたあたりで、ゆとりが無かったかも。でもまあ、きっと同じように、病的に登記がしたくなるのね」
「バ、バナナラテと同じような感じで・・・?
そうでしょうか。
ですがまあ、これを機会に是非多くの方に手続きしていただけると良いです」
「こうして所有者不明土地を対策するのは、とても大事なことよね。昨今の犯罪等にかんがみても、とても重要なテーマだわ。さすが、やっぱり、まるちゃんだわ
相続人申告登記という、弾力性も保持したのね」
菱斐っちさんは、深く頷きました。
「ええ、安心安全な社会になっていくといいです」
「それにしても、尻尾もふっくらしていて、襟元のブローチもイカシテルわね。このキツネ」
「か、・・・かわいいキツネですね」
僕も慌てて頷きました。