みなさん、こんにちは。キモカワまる公です。
だいぶ春らしく、あたたかになってきました。思えばもうすぐ桜が咲くころですね。やっと春が来るようです。でもやっぱり、公園の桜は、お花見自粛でしょうから。
昨年は、菱斐っちさんのお庭の桜を見ながら桜餅を食べたのですが、今年、菱斐っちさんのお庭も模様替えで、今はブルーローズのお庭になっています。今年は、お花見はどうなるのかなあ。菱斐っちさんに聞きに行ってみます。
「菱斐っちさん、こんにちはー--。お疲れ様です」
あれ?まだ仕事中かな。でも、ふと、部屋が薄暗くなりました。
「あれ?この音楽は・・・」
「めくっても、めくっても、終わらないセルの波~~~
湖は遠く、燃える雲はもっと遠く・・・
【MAD/AMV】 さめないゆめ 【赤毛のアン】 - YouTube
セルの中でいちにちは終わる・・・
醒めない夢みたいに~~~醒めない夢みたいに~~~」
部屋の明かりがもとに戻りました。
「・・・ほ、良かった。菱斐っちさん、お疲れ様です。セルの波は終わりましたか?」
「まるちゃん、30000行で終わったわ」
「そうでしたか、お疲れ様でした」
「30001行目に何があるのかと思ったけど・・・」
「何がありましたか?」
「何も無かった」
「そうでしたか、期待されたのに、何も無かったんですか」
「そうなの、まるちゃんのシート DXでどうなるのかと思ったら、委任状も添付するみたい。イマイチ、デジタルっぽくないけど、ハンコも添付するのね」
「はい、添付いただくことで確認できますから、大丈夫です ですが、そうしてお疲れの菱斐っちさんも、桜を見たらリフレッシュになりそうですよね」
「そうね、桜はいいわね」
「でも、お庭は模様替えで、ブルーローズになっているので、桜の木はもう無いですよね」
「うん、大丈夫、今度出しておくから、桜」
「・・・そ、そうですか、ありがとうございます。さすがデジタルですね」
「でも、まるちゃんが、こんなふうに言われていたりするけど・・・
談合がダメなのは当たり前なのでしょうが。
一方でちょっとかわいそうに思うのは、探しても質の良い仕事で受けてくれる業者というのが、どんどん国内で調達し難くなっていると思うの。特にコストカット前提の大量事務処理などではね。まるちゃんのお便りを見て、そう思ったわ。取引できる先がどこに居るか、探しているんだと思うけど。どんどんコストカットして、訳の分からない外国とかへ行くようなのも困るし。だいたい、一次請け、二次請け、惨事請け、余事請け、みたいになっていくのでしょうね。
でも、”丸投げ”では無くて、よく管理したうえで、だけど。受託させるとしたら、それがたとえば就職困難者だったり、就職見習い中だったり、そうした人たちをまとめて、やってもらうなどのほうが、余事請けよりも良いかもしれないわね」
「はい、DXにも期待するところですが、どうしても必要な事務処理というのも、国となると、桁が違ってきますので。また、正確な処理をしていただかないと、多くの人が困ってしまうようなことにもなりかねません。辛いところです」
「そうね、高齢者・女性などには、案外ウケそうでもあるんだけどね。なにかいけないかしら」
「では、お花見をしながらお茶でも飲みましょう。良いアイデアが浮かんでくるかもしれないですよね」
そうして、お庭へ出てみました。素晴らしい景色が広がっていました。