過去10年にわたって高度成長が続いた中国の新車販売数は2012年に低成長期に入った。12年下半期、政策が自動車市場にどのような影響を与えるのか、中国網日本語版(チャイナネット)が予測した。
3.「紅旗」が中国ブランドを復活させる?
紅旗の高級車「H7」が北京モーターショーで発表された。すでに生産ラインが作られ、2012年10月の販売開始が見込まれている。予想販売価格は25万元(約307万円)からとなっている。消息筋によれば、紅旗はアウディが担っている高級幹部用自動車の座を狙っているという。
紅旗が高級幹部用自動車になれば、低迷する中国ブランドにとってはカンフル剤となるだろう。中国ブランドへの信頼が大いに高まるに違いない。
4.新エネルギー車が急成長?
国務院が先日公布した「省エネルギーと新エネルギー自動車産業の発展計画(2012~2020年)」には、15年までにEVとプラグイン・ハイブリッド車の累計販売数が50万台に達すると明記されている。目標は壮大だが、実現は困難だ。中国自動車協会による不完全な統計によると、上半期に全自動車メーカーが販売した新エネルギー車は3525台で、ガソリン代替燃料車は2.17万台だった。50万台の1割にも達していない状況である。
しかし、ガソリン価格が下落しており、設備や技術がいまだ未成熟な中国市場において、新エネルギー車に対する高い期待は禁物である。これまでの歴史が証明しているように、行政が大きく参与するような業界は、しばしば期待外れの結果となる。新エネルギー車が発展するまでの道のりは遠いだろう。(終)(編集担当:米原裕子)
「この記事の著作権はサーチナ に帰属します。」
