大分市ひばりヶ丘にある
ストレス・自律神経相談室 racura(ラクラ)
自律神経調整師の川久保です
の続きです
前回の記事の最後で
・他人からの目線(責められる)
・子どもが危ない目にあうかもしれない
『このマイナスなイメージを解消してあげないと、赤ちゃんが泣いていて、自分がトイレに行きたくなっても「泣くときもあるよね~」という気持ちにはなれないのです』
と書きました
そう、〈 イメージ 〉なんです
お客さまが、気になってトイレにも行けない2つの大きな要因
「他人からの目線」も、「子どもが危ない目にあうかもしれない」も、どちらも、絶対に起こるものではなく、今実際にそれが起きているわけではなく
起こるかどうかわからない未来への不安が精神的ストレスとなっています
自分が作り上げたイメージ
なんです
赤ちゃんがギャーギャー泣いているとき、トイレに行きたくなって「どうしよう」と思っている自分を、誰が見てます?
誰も見てないです
(誰か見てたらコワイw)
ご主人がいたら? 親がいたら? 友達がいたら?
それこそ、赤ちゃん見てもらって、トイレに行けますね~
この方の場合は「いいお母さんにならないといけない」と思ってしまう、理想のお母さん像がかなり強くあるので
「理想のお母さんになれていない自分」を、自分が責めているんですね
他人からの目線というのは、結局、自分からの目線なのです
理想のお母さん像がどこから来たのか、その原因を探るというアプローチのやり方もありますが
私は、原因探しより、今起きていることが「すべて自分の勘違いなんだ」と気がついて、次の行動を意識して変えていくほうが
自分の行動も早く変わるし、その結果気持ちも変わっていく、そうすると過去に起きた出来事に対する捉え方も変わっていく
私自身の経験や、これまでたくさんの方のお話を聴き、その方が気持ちよく過ごされている様子を見て、そう実感しています
お客さまと、ここまでお話して
「そっか、誰も見てないやん。やっぱり私は、このトイレの出来事だけじゃなく、いつも誰かの目線を気にして過ごしているんだな~」
ということに気がつかれました
気がつくって、とっても大事なことです
気がついたことに、反省はしなくていいんです
「誰かの目線を気にする」それは、「悪い」ことではない
これまで自分はそうすることで、苦しさや辛さから自分の心を守ってきたのですから
でも、もし、自分の意識のクセに気がついて、その意識を持つことで息苦しい・生きづらいと感じているなら
今この瞬間から、「今の自分は何が心地いいのか?」ということに意識を向けて、行動を始めればいい
+++
そして、もう一つのマイナスなイメージ
子どもが危ない目にあうかもしれない
これも、今、実際に目の前で赤ちゃんが危ない目にあっているわけではなく、ニュースや育児雑誌や誰かから聞いた話から、心の中に沸き起こっている、未来に対する不安なんだけど
これについては
「環境を整えること」でかなりマイナスイメージが解消されます
自分が安心して、少しの時間だけでも、赤ちゃんから離れても大丈夫なように、工夫をしてみる
トイレに行っておしっこするって、どれぐらいかかります?
赤ちゃんがいるなら、トイレに座ってスマホをボーっと見たりすることもないと思うので、せいぜい2~3分とか?
大きな方をしたり、お腹が痛かったりするときは、もうちょっとゆっくりしたいですよねw
なので、そんなときにお母さん一人でも
「お母さん自身が安心してトイレに行くことができる環境」を作る
たとえば、私自身の育児の経験からお伝えしたのは、移動式のバウンサー(高さが低いもの)を持っていたので、ちょっと長くトイレに行きたいなと思った時は、それをトイレの前において、赤ちゃんを寝かせていました
(トイレのドアを開けてね、誰も見ていないし、安心できるから)
他にも、良いアイデアはたくさんあると思います
そういうことこそ、周りの先輩ママさんや、職場で育児経験がある方に聞いてみる
「トイレに行くだけじゃなくて、ちょっと台所仕事をしたいとか、赤ちゃんから少しだけ離れるときに、便利なグッズとか、なにか良いアイデアあるかな?」と聞いてみる
「赤ちゃんが泣いてたらトイレにも行けない~、不安なの~」と漠然とした質問だと、相手もどんなことを答えていいかわからない
「そんなの子どもが大きくなったら気にならなくなるよ~」「今だけだよ~」「ちょっと置いとけばいいんだよ~」
先輩ママさんたちはタフなのでw
もしかしたら、自分が欲しい答えではなく、むしろ「私が気にしすぎ?」という、なおさら不安になるような答えしかもらえなかったりするかもしれない
でも、それは、聴き方をちょっと変えればいいだけで、自分が何を聴きたいのか、どんなことを教えてほしいのか、そのポイントさえしっかり伝えれば、先輩ママさんたちも、自分も大変で試行錯誤しながら子育てしたはずなので、たくさんのアイデアを教えてくれると思いますよ
こんな感じで、2つ目の「子どもが危ない目にあったらどうしよう」という不安、マイナスなイメージを
「離れても大丈夫」に変えていくのです
これがバウンサー 息子:3ヶ月のときです
かわいい~(*´ω`*)
最後に
お母さんの気持ちが楽になるために、最大に大切なことがあります
長くなったけど、次の記事で終わり!ます!
読んでくださったらうれしいです~
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5/1更新しました
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