私の家には小さい頃からネコが居て、

特にお父さんがニャン子大好きだったので

家の周りのノラちゃんも含めいつも猫が身近に

居ました。

そして、今から10ウンねん前の真冬のとても寒い日

の夜、お父さんがドアを明けたところ玄関入り口の

脇にある花壇の所に小さい箱に入った子猫が

居ました。子猫の体の大きさは人間の手の平よりも

小さくて本当に生まれて間もない子でした。


真冬の出来事なので長い事外に置き去りに

されて居たせいで子猫の体は冷えて、グッタリとした様子で

した。”これは大変!”と父が直ぐに家の中に入れ

ネコの体をコタツの中で温めました。数時間してようやく

目を覚まし子猫用のミルクをあげて何とか一命を取りとめました。


その夜寝る時コタツのスイッチを弱にして入れたままお父さんは

眠りにつきました。夜中気になってネコの様子を見に来ると

入れてあったコタツのスイッチが切られており冷たくなった

コタツの中で再び子ネコは意識がなくなってました。

ネコが入ってる事を知らなかったおばあちゃんが

コタツのスイッチを消してしまったのです。


で、またまた”これは大変だ!!”と今度はヘアドライヤーの

温風をあててネコを温め続けました。

すると固まっていたネコの手足が少しずつギュ~っと伸びて

動き始めました。そう、子猫は再び生き返りました。

こうしてこのネコは1どならず2度も瀕死の状態になりながらも命を

繋げる事が出来たラッキーなニャンコです。


その後は家族皆で哺乳瓶でミルクを与え、

ネコの育児書とにらめっこしながらオシッコを出させたり、

ウンチをさせたり大事に大事に育てました。

いつも口の周りを白く汚しながら必死に

哺乳瓶を両手で抱きかかえるようにしてミルクを飲む子猫の

姿はとても愛しく私達家族みんなの赤ちゃんで

名前は茶トラであることからチャチャと名づけられました。


そして、あれから15年経ちました。

今もチャチャは元気で居ます。



家族皆から愛されて育ったチャチャは

いつだってこんな風に甘えてます。


お父さんはこのチャチャが大好きで

いつもチャチャを相手に時間を忘れて遊んで

ました。お陰で完全に家猫で外には出て行きません。


お父さんが亡くなったしまった今でも

チャチャが居てくれる事で

お父さんといつも一緒で繋がって居られる

気がします。


お人よしでいつも穏やかで、人と話すのが

大好きで、いつだって家族の傍から離れません。

チャチャはお父さんの人柄そっくりです。


朝はあの可愛い肉球で頬っぺたを

”ムギュー”と押したり冷たい鼻を頬っぺたに

くっつけたりして家族を起こしに来ます。


玄関にお客さんが来れば誰よりも先に

出て迎えます。


夜はお母さんの枕を半分占領して

夜中トイレに起きれば心配なのか

トイレの中まで一緒に入ってきて待ってます。

本当に可愛いニャンコです。


チャチャ、私達家族のもとで元気に育ってくれて

ありがとう!これからも元気で私達家族を

見守ってて下さいね。


ネコを捨てる事は絶対許せない事だけれど

チャチャを置いていった元の飼い主さん

空き地などでなく私達家族のもとに

置いて行ってくれた事だけは良かった

と思います。


冬が来るとチャチャがやってきた日の事を

思い出します。どうか一匹でも多く子猫や子犬が

温かい家族の下で過ごせますように。。。