こんにちわ。 キムです(*^▽^*)
今日からは、白髪染めのお話しです。
少々詳しく、仕組みや種類だけでなくその歴史や抜け毛との関係まで解説してゆきます。![]()
◆まずは白髪染めの歴史から
人間が白髪染めを行っていた歴史はとても古く、その起源は紀元前3000年にまでさかのぼります。
もちろん、当時は化学成分は存在しておらず、植物、動物、鉱物から抽出した天然染料が用いられていました。
特に、現在でも白髪染めに使用されている「ヘナ」は、世界三大美女として知られているクレオパトラも愛用していたと言われています。
古代では、儀礼的、宗教的な意味合いもあって髪を染めていました。
それから中世から近世でも、こうした身近な素材を使って染めていたのですが、その作業は一日がかりだったようです。
一日がかりで白髪染めを行っていたのにもかかわらず、染毛効果はそれほど充分ではなかったことがわかっています。
日本でも、平安時代の武士の物語「平家物語」において、討ち取られた平家の家来の顔に見覚えのあった木曽義仲が、その髪の毛を洗わせると墨が流れ、白髪頭が現れたというエピソードが描かれています。
このように、敵に老いていることを知られないために、白髪を黒に染める習慣が武士の間ではあったようです。
世界に流通しているヘナは赤みがかった色に着色しますが、日本では明治半ば以降、タンニンと鉄分を用いた黒い染料が配合されるようになりました。
現在主流となっている化学染料(酸化染料)は、19世紀のヨーロッパで初めて使用されました。
それまでは一日がかりで白髪を染めることは珍しくありませんでしたが、酸化染料の普及により短時間で白髪を染められるようになりました。
酸化染料は人によってはアレルギー反応が起きてしまうこともありますし、かぶれてしまうこともありますのでパッチテストを行わなければいけませんが、白髪染めだけでなくヘアカラー業界の染料として、世界、そして日本にも広まって、現在に至るまで100年以上も使い続けられています。
しかし最近では健康志向が高まって、酸化染料による炎症やアレルギー反応を避けるために、天然素材で白髪を染めるタイプのものが多く登場するようになってきました。
天然素材とは、古来より利用されているヘナや、クチナシ、ウコン、アナトーなどの植物から取られる染料です。
これによって、頭皮や毛髪を傷めることなくしっかりと染めることができるようになりました。
身体は自然の一部ですので、天然素材へのこだわりは、いわば原点回帰という当然の流れともいえるでしょう。
当時の染料とは異なり、現代の白髪染めは白髪を染めるためのノウハウが確立されているため、しっかりと染めることができます。
以上、白髪染めの歴史についてでした。


