少し前から 自身の性自認についてチラチラ向き合おうか、こわいな。でも。向き合わないと。でもこわいな。


を ひたすら繰り返してました。


壁の前にきて、ジっと眺めて。
やっぱり無理。超えられない。
と、引き返すけど。
その壁は 視界に入ってくる。


物心ついた頃から 見えてた壁。
あるのは知ってた。


でもずっと迂回してきた。


泣きべそ、弱虫、怖がりkimmieは子どもの頃から変わることなく。
今まで なんとなーく 生きてきた。
ジェンダーには触れずに。


このブログの時も。
向き合おうとした時、真っ只中だった。




そして。
そんなことを考えだしてすぐ。
その、例の避けてた壁にぶち当たった。

約30年ほど放ったらかしてた自身の問題。
臭いものに蓋をし続けた結果。

もちろん、蓋を開けたら、エラいことに。

容易に想像できるよな?そんなこと。



蓋が開いたのは。
それは。
先週の半ば。
さっちゃんとLINEのやりとりで。
金曜日あたり、また ホテル行きたいね〜などの会話になった。
そやね〜。とkimmie。一抹の不安を抱えながら答えてた。

その不安とは せーり。

基本的にkimmieはせーりが不順。
初めてきたのも すごく 遅くて。
kimmieの母上も 元々 超が付くほど不順で。
ひどい時は半年に一度のペースだったとか。
なので、不規則になる要素は十分に兼ね備えていて。
ただここ最近はお利口さんで。
まぁまぁな規則では来てた。

でも、嫌な予感は的中するよね。

金曜日の朝。ヤツは来た。


はぁショボーン きたな。

さっちゃんに言わないと。
落ち込むやろな。
楽しみにしてたもんな。
申し訳ないな。

などなど 考えてました。


そして、今までなんとなく。
仕方ない。で済ませてたもの。
それが全て「しょーがない」で済まなくなってきた。
なんで、kimmieにはせーりがくるのか。
どうしてkimmieは女の人にはなりたくないのに、頭の中以外の全てが女の人なのか。

いやだ。

これは自分じゃないと思いたい。

受け入れたくない。

でも現実はそうじゃない。



そんな考えが 爆発してしまって。


全てがイヤになり。
拒否したくなり。

自分の存在自体イヤになりました。


頭がすごく痛くなって。


その日 仕事から帰って来てからは 何もできずに。横になってました。


夜。さっちゃんが電話をくれました。

話したこと 半分以上 覚えてないけど。


ただ。
不快感が強くでるのは、「女性」がkimmie自身から感じられる時が1番イヤって感じるって事は、話してて見えてきたこと。


それがモロに露呈するのが第一に胸。

だから、普段 触られるのとか本当に無理で。
さっちゃんは 最近では 気を使ってくれたり。気をつけてくれたりしてるけど。
最初 その事を知らなかったから 触られて 取り乱してしまったこともあって。

でも。エッチする時は さっちゃんが喜ぶから 全部脱いでた。
今までの彼女の時は。
タンクトップとパンツは脱がなかったから。

でもね。全部脱いだら 不快感も増すけど。
気持ちいいのも増した。

なにより さっちゃんの愛情を感じれた。


だから、kimmieはさっちゃんの喜ぶエッチがしたい。
でも、それは同時に今まで直視しなかったものを目の当たりにすることやから。
不快感も増すという事。


どうしたらいいのか。

困り果てた。




つづく。