道ばたの花屋 96
ときどき、名前にはっとさせられることがあります。
ハルジョンさんとヒメジョンさんが
ほんとはハルジオンとヒメジョオンで
漢字で書くと、春紫苑と姫女苑だということを
知ったときには驚きました。
もっというと、苑の字は草冠の下にウ冠がつくらしいです。
かくいうわたくし、柳の仲間でありませんが
葉っぱのかたちが柳に似ているからこの名がついたとか。
(葉っぱ、柳に似てます?)
そのうえ、ビヨウという音に未央という字をあてるなんて
わが名ながら、びっくりポンです。
〈ビヨウヤナギ〉
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花のかたちを見ればわかるように、この花も弟切草の仲間。
似ている花に金糸梅(キンシバイ)というのがあって、
こちらは花びらがもっと丸っこいようです。
はたまた、写真の花を未央柳と書いたけど
下に這うように成長しているので、
未央柳ではなくヒペリカム・カリシナムかもしれない。
この花は別名を西洋金糸梅というそうで
ここまでくると、もうなにがなんだかわからなくなってきます、、、。
↓ 通勤途中の花壇にまばゆいくらいに咲いてます。
道ばたの花屋 95
わたくし、心身ともに健康。
丈夫で育てやすいといわれております。
ビタミンカラーでこの元気を皆さまにお届けしたい。
〈ヒペリカム〉
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ヒペリカムはフラワーアレンジメントでは色づいた実がよく使われ、
花よりも知られているかもしれない。
写真はどちらも去年、友人の家の庭先で撮ったもの。
挿し木で増えるらしく、
そのときに「来年はひと枝、ちょうだい」とお願いしていたのだが
アパートの改修工事でパタパタしていて時期を逃してしまった。
この花の仲間たちは薬効があるともいわれて
和名は「オトギリソウ」。
耳で聞くと風情ありげだけど、
漢字で書くと「弟切草」と知ったときは驚いた。
代々、薬草をあつかう家で、
この植物を使った薬の秘密を漏らしてしまった弟を
兄が切り殺したという伝説があるとかないとか。
こんなに明るい花にこの名前と伝説は似つかわしくないよなあ。
道ばたの花屋 94
ただ揺れていたい。
5月の風の爽やかさにはそんな気にさせる
魔力があるような気がします。
そうそう、
夏になったら、天然成分100%の石鹸はいかがですか。
青い実の皮にサポニンが含まれているんです。
<エゴノキ>
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写真は去年撮ったもの。
通勤途中、21美の茶室脇で見つけて、花の愛らしさにひかれた。
でも、名前がわからなくてアップできず
実がなるころになって、ようやく名前がわかった。
父の田舎は小松市の山奥。
小学生になったかならずだったかの頃、夏休みに
年上のいとこたちと大杉谷川の渓流で水遊びをしたことがある。
水が冷たくて、岩肌がぬるぬるして
プールに慣れている町(?)の子は心から楽しめなかった覚えがある。
(裏の田んぼを流れる用水でメダカやオタマジャクシをつかまえて
遊ぶていどの町の子なんだけど)
見守っていた母が岸辺の木の実を見て
「昔、この実で髪を洗ったことがある。
泡立つんだよ」
と言った。
今思えば、それがエゴノキだったのだろう。
50年も前の話。







