母は昔から働き者だった


じっとしていることが嫌いで、常に何かをしていた


歳をとってからは、テレビを見ていることも多かったけど、洋裁が好きで、ミシンで色々つくっていた


共働きだったので、日中家に居てくれたのはとても助かった


子育てにおいても感謝しかない


耳が遠く、会話がうまく伝わらず、喧嘩することもあったけど、母の存在はとても大きなものだった


95歳まで1人で病院に行き、愛車の三輪自転車で出かけていた


昨年の9月に心筋梗塞を発症してから、杖歩行になり、自転車に乗りたがったが、危ないということで取り上げてしまった(このことで何度も喧嘩をした)


確かに三輪自転車だから、転びはしないけど、耳も遠く、ヨタヨタ歩いていている母の様子から、軽車両である自転車が危険に思えた


本人は自転車の方が歩くより安全だと、かなり怒っていたが…


今はあの世で、元気に自転車に乗っているかな?