主人にとって母方の伯父は足を向けて寝れない存在だ。


主人のお父さんが闘病していた間、ずっと生活の面倒を見てもらっていた。


そんな伯父に自分の口から病気のことを直接話したかったのに、主人の弟が勝手に言いふらしたため、ずっと疎遠になっていた。


病気が分かって一年後、やっと行くことができた。


伯父さんは黙って病気の経過をただ聞いていた。


最後に


「金は出してやる、どんな治療でもやってみろ」


主人は涙ぐんでいた。


その気持ちが嬉しかった照れ