主人は病気になる2年前に、上司による壮絶なパワハラにあった。

部下が見ていられないほどひどいもので、人事に連絡をしていたらしいが何も変わらなかった、


そのことを知り、すぐ動いてくれたのが元上司であった。人事に話をして、半年で職場を異動することができた。

本当に感謝しきれない照れ


その元上司が主人の病気が分かった直後に退職し、3ヶ月ほどで実家に帰るという。


主人が挨拶に行ったが、たまたま会えず、そのまま主人は休職となった。


元上司は何度も連絡をくれて、会いたいと言ってくれたが、治療が始まると同時に肝臓の値が悪くなり入退院を繰り返し、治療も進まず、精神的にも人に会える状態ではなかった。


元上司は一目だけでもと言っていたようだが、主人は頑なに拒んだ。


その後、腫瘍マーカーも下がり落ち着いたころ、連絡をしたようだが、そっけない返事でガッカリしていたショボーン


結局会うことは叶わなかった…


二人のそれぞれの思いを考えると、どうすれば良かったのか…


「治ったら、元上司の実家に挨拶に行こうね」


主人と私の願いであった…