タクロバンで出会った子どもたち | 喫茶きむ

おはよ!!!

 

今日はフィリピンのレイテで出会った子どもたちのお話をしようと思います。

 

戦争で有名だよねレイテ島。

 

たくさんの日本兵の方たちが亡くなった。

 

反日感情があるなんて聞いていたけれど、

全く感じなかった。

 

とってもとっても明るくて優しい人たち。

 

 

5年前くらいなのかな。

台風ヨランダが来て、タクロバンでは6mもの高潮が襲ってたくさんの人が亡くなった。

 

 

そのタクロバンでは親が亡くなったのかな、ストリートチルドレンもたくさんいた。

 

 

そんな中でね、マーケットを散歩してたら小さな女の子2人が話しかけてきた。

年でいうと、うちのかわいいかわいい花ちゃんくらい。

 

もちろんタガログ語はわからないから、何を言ってるのかはわからないけど、

どうやら台風で親が亡くなったから物乞いとしているんだってわかった。

 

それがね、今まで見てきた物乞いの子たちと全然雰囲気が違うの。

 

全然卑屈じゃないの。

 

すごーく普通に、

おじさんお金ちょうだい♫って感じで。

 

 

そこはね、そんなに観光客なんていない。

 

 

だから多くの地元の人たちに支えられてその子たちは生きてるんだと思う。

 

 

その女の子たちの在り方にすごく感動したの。

 

そして当たり前のように彼女たちを支えているであろう地域の人たちにも感動したの。

 

 

多くの物乞いの人たちは、自分は可哀想アピールをしてくる。

そうする事でお金をくれる人がいるから。

 

そうすると本当に可哀想な人たちになっちゃうの。

 

 

でも、タクロバンではその子たちをみんなで育てている。

そんな感覚がしたの。

 

 

きっと今もみんなに支えられて元気に生きてるだろうな〜って思うの。

 

そしていつか、彼女たちが誰かを支えてくれるだろうな〜って思うの。

 

 

そんな世界を作りたい。

 

 

当たり前のように隣人と共に生きていくような世界。

 

誰も卑屈にならなくていい。

 

 

困っていたら困ってますって言える世界。

 

助けて欲しかったら助けて欲しいと言える世界。

 

当たり前のようにみんなで支え合う世界。

 

 

 

だからこそ満たしていかないいけない。

 

心を。

 

 

どんなにお金があっても、心を満たせていないと、

人の事を考える余裕、人のために動き出す余裕が生まれてこない。

 

 

 

でも逆もあるなって思うの。

 

 

 

今あるお金で、今、自分に出来る範囲で、

他人のために何かをしてみる、何かお金を使ってみる。

その結果、自分も嬉しい。

 

そんなお金の使い方、そんな時間の使い方、そんな意識の使い方があると思うの。

 

 

考えて欲しいのです。

 

 

どうやって生きたら、

自分も嬉しくて、

他の人に喜んでもらえて、

世界が良くなっていくのか?

 

 

必ずそんな生き方がみんなにあるはず。

 

 

 

自分のやりたい事をやりたいようにやって、

みんなに喜んでもらう。

世界に喜んでもらう。

 

そんな生き方が必ずある。

 

 

全ての人にある。

 

 

自分が嬉しい。

他人も嬉しい。

世界も嬉しい。

 

それを見つけることって、

自分の生まれてきた意味を見つけることに近いと思う。

 

必ずあるよ。

 

 

今、この世界になかったら作ればいい。

 

誰かと同じでもいい。

 

今は、実力なんて全然なくてもいい。

 

やりたいことは必ず出来るようになるから。