「相手の気持ちを考えろ」の呪い | 喫茶きむ
どもどもキムです。

子どもたちを寝かしつけて、
深夜に書き書き♫


久しぶりにスマホでブログを書いてみる。


子どもの頃の僕はスーパー自己中だった。


自分が他人に与える影響なんて、
これっぽっちも考えてなかったし、
そんな視点を持ち合わせてなかった。


子どもなんて、みんなそうでしょ?
って思うかもしれないけど、


僕はなんと高校を卒業するまでそのまんまだった。


だから、平気で人を傷つけた。


ウザいと思えばウザいと言い、
バカと思えばバカと言う。


言った後も、相手がどんな気持ちかなんて、
考えたこともない。


だから、通信簿的な物を見るといつも
「自分勝手で子どもっぽい」
と書かれていた。



友だちみんなから、「ガキ」と言われてた。


そんな奴だったから、
僕の事を嫌いだった人も結構いたと思う。



でもね、
ケンカして一時的に仲が悪かったとか、
そんなのはたくさんあるけど、


中学、高校で、自分の事が嫌いな人で思い浮かぶのはだった1人しかいないの。


他にもたくさんいるとは思うよ?


でも、僕は知らない。


僕はいつも、誰かしら友だちと一緒にいた。


むしろたくさんの友だちがいたと思う。



中学、高校くらいだと、

周り友だちは、みんな色んな悩みを持ってた。




でも、僕は「悩み」ってなんなのかがわからなかった。



「バカじゃん!悩まなきゃいいじゃん!」

って思ってたし、
実際そう言ってた。



その度に
「ガキのお前にはわからないよ」
と言われてた。



確かに何故悩むのかさっぱりわからなかった。



未来や過去、そして他人の事を考える時間は、
ほとんどなかったんだと思う。



大学に入ってから、

僕は偽善者の道を歩み出して、

相手のことを考えるようになった。

未来や過去のことを考えるようになった。



何しろ人生の目的は
「良い人」ではなく、
「良い人と思われる事」だったから(笑)


すると、

悩みが出て来た。




それから僕はたくさん悩んで悩んで、
たくさん超えて来て今がある。




今はもう悩む事はない。


と言う所まで来て改めて思うのは、




果たして、

「思いやりを持ちなさい」

と子どもに伝えることは

子どもにとって必要なんだろうか?

と言うこと。



「相手の立場に立って考えなさい」

と子どもに伝えることは、

子どもにとって必要なんだろうか?

と言うこと。




「バカじゃん!悩まなきゃいいじゃん!」

とほざいてた当時の僕は、

むしろ確信をついていたんじゃないか?

と思ったりする。





「他人の気持ちを考える」


そんな必要あるんだろうか?





そもそも他人の気持ちなんて、
わかりっこない。


所詮は予想、予測にしか過ぎない。


高校までの僕は、
自分の気持ちしかわからなかったが、
自分の気持ちは確実にわかっていた。


他人の気持ちを考え始め、
自分の気持ちすらわからなくなっていった。



人間関係で悩みを抱えている人の多くは、


自分の気持ちをわからなくなっていたり、
わかっていても表現できなかったり、
行動出来なかったり、
誰かを傷つけたりするから、
悩んでいるんじゃない?



そもそも、
全ての始まりは、

「他人の気持ちを考えろ」
「相手の立場に立って考えろ」

と教えこまれることから始まってるんじゃない?




傷つけちゃいなよ。

あなたの周りの人を。



傷つけちゃいなよ。

あなたの親を。

あなたのパートナーを。

あなたの子どもを。




それがあなたの気持ちならば。



わかりもしない相手の気持ちを考えて、
自分を傷つけるくらいなら、
相手を傷つけちゃいなよ。





大丈夫。





大丈夫だから。




そうやって、

自分の気持ちに正直になって、なって、
なっていったら、


そこには必ず愛があるから。


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11/29〜11/30