外見は無言のメッセージ
外見を磨けば自ずから内面も磨かれていく。
モデル生活30年木村公一です。
似合うものと、似合わないもの
モデルは写真を撮られる事が仕事ですが、
長く客観的に写真を通した自分を見ていると
自分らしく良いなと思える写真と
なんだか間抜けで存在感のない写真がある。
原因は「らしさ」なんだと思う。
撮影はクライアントが用意をする
商品(服)を着て撮影して、それが印刷物になるんだけど
やっぱり似合わない服を着ると沈んでしまう。
普段着も同じで自分が好きな服と似合う服は違う。
好きな服とは刷り込まれたコマーシャルの影響か
親に与えられて来た服、ただ着やすいだけのものだったり。
似合う服とは「あなたらしさ」を引き立てる服のこと。
服は人が袖を通して始めて「服装」になる。
服装として見たときの全体的な雰囲気がしっくりしているどうか。
細かいディテールより全体のバランス、雰囲気が大切。
だから試着は鏡から距離をとってみることが大事。
服は、以前着れなかった物が年齢を重ねてシックリいく事もある。
雰囲気があってくるんだね。
時には鏡をよく見て自分を冷静に見るとこも必要。
その時は、少し否定的に冷静に見ても良いかもしれない。
そして合わせ鏡で後ろ姿のチェックも忘れずに。
このコーディネートは大体の人に似合う。
理由は青色の統一感、青のグラデーションが
着ている人間を浮き上がらせるから、
あくまで服は脇役、主役は絶対自分なんです。