先ずは靴に投資する | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

「たかが外見・されど外見」見た目で損をするのは馬鹿らしい。
度胸の女服・色気の男服、メンズモデル木村公一ブログ

■■見た目を変えるには
何から始めるべきか?■■

見た目が変わると、周囲に変化が訪れ、やがて自分のモチベーションも環境も変わっていくー私の得た教訓は、皆さんにもぜひ生かしてほしいと思います。着こなし上級者へのファーストステップは真似ることです。どんなファッショニスタだって、失敗を重ねて、おしゃれの道に到達するものです。まずは失敗を恐れず、身近な先輩や上司、またショップの店員さんや気になる有名人を真似てみましょう。ショップに足を運んで袖を通すだけでも、着こなしの経験を豊かにします。僕自身購入予定がなくても時々ショップに行って、数多くのスーツを試着するようにしています。平置きやトルソーを眺めるだけでは把握しづらいサイズ感やシルエットを実際に感じられるし、上質を知る勉強になります。また店員の方と話をすることで、仕事の時とは異なる新しい気づきもあります。そこからより多くの情報を引き出せば「買う、着る、魅せる」の勘所だって磨けるはず。例えばセレクトショップや百貨店など品揃えに並々ならぬこだわりを持つお店では、個々の細部にまで理由があることを教えてくれますし、商品が豊富な量販店などでは、コストパフォーマンスの高い旬のお勧めを聞くことができます。具体的に最初に購入するアイテムを挙げるなら、僕は流行から最も遠く、そしておしゃれの要となる足元、靴をお勧めします。ストレートチップやプレーントゥーなどのシューズは、約1世紀もの間デザインがほぼ変わっていません。それほどスタイルが完成され、流行に左右されにくいので投資効果も大。修理して長く履いていけます。余談ですが、僕は仕事で中国によく行きます。そこで目にする洋服のレベルは、今や驚くほど高い。しかし着る人の心構えがまだまだ遅れているような気がします。韓国も体格はかっこいいけど装い方のベーシックな部分があまり大切にされていないようでどこかカジュアルな感じがします。日本は戦後にアイビーを学習して経験を積み上げてきた分、おしゃれさではアジアで変わらずリーダーシップを取れるはずです。勝海舟や福沢諭吉、ジョン万次郎など幕末に欧米に渡った日本人は、その堂々とした立ち振る舞いに尊敬すらされたとか。これから世界で活躍する日本人も、日本スタイルのスーツを彼らのような気構えで堂々と着て欲しいものです。

写真は日本の某ブランドのカタログ。アジア人にはアジア人が似合う色と形があります。
{59F9A3D5-398B-4136-A7E8-B010F04391CA:01}