「胸のポケットんのハンケチの端をきちんと三つにとがらせてはいたが、そうでなければならぬ
3インチを少々超えていた」
三つの端をとがらせるの挿し方は、花の様に見えるマルチ・ポインテッド・フィールドと言う挿し方だけど、出ている部分が3インチ。
センチだと7,62CM?
長くないかい?
多分、今のチーフよりはるかに素材が硬くてしっかりしていたから、7センチを超えてもチーフの端が綺麗に立っていたんだろう。
ポケットチーフもあまりにも、挿し方が演出され過ぎていると不自然さが表れてくる。
使ったチーフを今戻したばかりのような表情がかっこいいように私には見える。
この挿し方は「マルチポインテッドホールド」で、ポケットの中でいったん折り返して円形に返すやり方。
一番ポピュラーで挿しやすいやり方だね。
他にはポケットチーフの端を水平に覗かせ横一直線に挿すやり方、
「TVフィールド」と呼ばれ昔テレビのタレントたちが
TV画面の水平にポケットチーフの水平を合わせたためその名が生まれた。
規則正しい正確性が表現されているのでビジネスにももってこいの挿し方。
どんな挿し方や色でもチーフがあるかないかでその人の印象が大きく違ってくる。
顔の近くに挿し色を置くことで、その人の顔の印象がとても明るくなる効果があるので
ポケットチーフを男のお洒落の演出として利用する手はない。
女性と関わりが多い人はピンクのチーフを挿すと絶対に好印象を与えることが出来る。