写真では顔がふとって見える「写真だと太って見える」とこぼす人がいますが、これは肉眼でみる3次元の世界を写真では2次元の平面の世界で見ているからです。平面である写真を立体的に感じるのは、陰影が人間の想像力に働きかけているからです。遠近法も同じことです。このため顔の形が平たい人は、ボディーとのバランス以上に奥行きを持たせるための角度をコントロールする必要が得るわけです。