男のシャツはバランスの融合 | 恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

恋愛も仕事も外見を変えて成就させる。

「たかが外見・されど外見」見た目で損をするのは馬鹿らしい。
度胸の女服・色気の男服、メンズモデル木村公一ブログ

スーツと人間の肌の潤滑油の役目を担うシャツ。


スーツスタイルではできるだけ、
シンプルでデコレートされていないシャツが
全体の印象はスマートに表現される。


ジャケットを脱がない限り見えない
身頃はさておいて、人前に晒されるのは
ネクタイを結ぶ逆Vの部分、タイスペースだけである。


タイスペースにあるシャツの衿

開きは160度のスプレットカラー
衿の長さは7センチ
後ろの衿の高さが4~4.5センチ
が丁度いい。

スーツの後ろ衿の高さがが平均3.5センチなので
1,5センチジャケットから
覗く計算になるから。


今は衿高のシャツや
ボタンの色が違っているもの
二重衿のシャツ、ステッチの
入ったシャツをよく見かけるが
きっちりしたスーツスタイルには
余計なものはいらない。

シンメトリーのバランスが台無しになるから。


タブカラーのようにネクタイを留めてしまうものは、
独特のスタイルではあるが、昔のネクタイの素材が
分厚く収まりにくかった時代に対応したもので
本来は機能性から生まれた。


シャツの役割はネクタイとジャケットの
融合で、融合させるには主張はいらない。


シャツはVゾーン全体を際立たせるために
ひっそりと佇むだけでいいと思う。


日本の美意識の一つ
引き算の美学はすべてに通ずる気がする。

$人前に立つ男の服装術★ステージ演出術