出会いの外見力UP!コーチ木村公一です。
戦前の珍しい日本の映像が最近たくさん見つかっているらしい。
この映像もそうで、かなりクオリティーが高い。
戦前は優雅でお洒落で品があるね。なんといっても立ち居振る舞いが本当に美しい。
この頃も貧富の差はあっただろうけどみんなが納得していたんだろうね。みんな雰囲気が落ち着いている。
何かの本で読んだんだけど、西洋人はこの日本人の生活の中での、音の多さに驚いていたらしい。
音と言っても楽器や音楽ではなく、街を行き交う商売人の歌に。
金魚屋、豆腐屋、魚屋、などあらゆる商売人は歌を歌いながら商売をしていた。
それぞれに違ったリズムで。
当時にスピーカーがあるわけもなく、お客さんに聞こえるためには、それなりの音の質と量が必要だ。
歌と同じでプロの歌手は芯を貫く声で届かせる、当時の商売人もいい声だったんだろうな。
自分の担いでいる天秤の重さと揺れるリズムで、軽やかに歌っていたのかな。
売れると軽くなるから歌にも軽さがにじみ出てきたり、売れないとそれなりの熱を込めたりね。
こんな声だったら聴いていても不愉快ではないだろうけど、選挙の時期のデカいだけの立候補者の声はうるさいね。
立候補者もボリューム規制をしたら、通りやすいいい声で演説するかもね、そしたら政治家も品が出るんじゃない。