今日は喉が痛くなって、仕事が終わってから
掛かりつけの耳鼻咽喉科へ寄ったら、案の定でした。
「あぁ、赤く腫れあがってますね。」
いつもの、扁桃炎です。
子供のころから、ここが弱くてよく発症するので
持病とも言えるかも・・・
外科から処方されている薬
脳神経外科から処方されている薬
今日、耳鼻咽喉科から処方された薬
あわせて9錠を、食後に飲まなければなりません。
さて、いきなりですが
ここで医療費のお話にチェンジです。
乳がんの治療費は、いったいどのくらいかかるのでしょうか?
がんの種類や病状によっても異なりますが
私自身を例にとって、お話してみようと思います。
私の場合は、HP療法というものなのですが
ハーセプチンとパージェタという分子標的治療薬が使用されています。
去年までは、これにドセタキセルという抗がん剤もあわせて用いられていました。
がん細胞の悪性度がグレード3なので、一番右側の ↓ こいつです。
エサを取り込む手がたくさんあるので、相当な食いしん坊!
このがん細胞に対して、パージェタとハーセプチンの2薬を用いることで・・・
↓ このような効果が表れるのです。
(画像は、中外製薬の「パージェタの治療を受ける患者さんへ」のページからお借りしました)
治療費は・・・というと、ネットで調べた概算ですが
体重によっても使用量が異なるので、
正確にはじき出すことは難しいのですが・・・
ハーセプチンは、1回あたり約16万円!?
パージェタは、同じく約24万円!?
抗がん剤ドセタキセルが、約3.2万円!?
この他にも、血液検査、CT、心エコー、MRIなどの検査費用
副作用を抑えるための飲み薬や点滴も必要ですし
高額療養費を申請していて、
窓口で支払う金額は所得に応じてですが
私の場合は、4~5万といったところです。
入院と外来は別途に扱われるのだそうで、
外科と脳神経外科は同じ病院ですが別枠です。
さらに、耳鼻咽喉科は開業医なのでこれも別枠です。
副作用に悩まされていたころは、ほかに内科や皮膚科にも診てもらっていました。
具体的に、領収書から医療費の支払いを見てみると、
保険診療総点数が、少ない時で50,000点前後
多い時で100,000点前後になっています。
金額に換算すると、診療点数1点で10円ですから
50万円~100万円くらい掛かっていることになります。
このうちの3割(15万円~30万円くらい)が本人負担です。
高額療養費制度を利用していなければ
とても支払える金額ではありません。
通常は、1年間で18クールで終わりなのだそうですが
私の場合は、1年半経った今でもまだ分子標的薬による治療が続いています。
抗がん剤(ドセタキセル)は、副作用が強すぎて耐えれないと思ってか
今年の1月から、外されました。
(だから、産毛のような髪の毛が生えてきたんです。)
「前髪だけ生えてこないから、不細工だぞ!」
って、誰に文句言ってんだろ。わたし・・・
つるっぱげでないだけでもましです。
すみません。脱線してしまいました・・・
そこで、本日の結論です。
若い人こそ、ぜひ聞いてください。
お金のない人ほど、保険は必要です。
医療保険、それもがん保険には必ず入りましょうね!
保険は若いうちに入ると保険料が安いので
長い目で見たら、すごくお得なんです。
私は、保険の外交員ではありません!
保険の勧誘をしているわけでもありません!
私は20歳ごろから、アフラックのがん保険に入っていたので
病院の支払いはもちろん、家賃や光熱費、食費といった生活費も
このがん保険で賄うことができました。
(画像、アフラックのサイトよりお借りしました)
1年以上仕事をせず、給料も入ってこないのですから
これが大事な収入源!
生きるためのがん保険は、本当にありがたいです。
働けなくなって、収入がなくて、医療費が支払えなくなったら
治療を中断して、潔く死を待つしか方法がなくなる・・・
そんなことを考えたら、ぞっとします。
家族に、精神的負担の上に
さらに経済的負担をかけないためにも
生きるためのがん保険には入っておきましょうね!
と、お勧めして本日は締めといたします。