●照明
・立体視を必要とする作業では、適度な影が出きる照明が適している
全体照明 ・・・ 作業場全体を明るくする方法
所要照度があまり大きくない普通の作業場で使用
通常の作業では白色光
局部照明 ・・・ 作業面だけを明るくする方法
検査作業など特に手元が明るいことを必要とする作業で使用
・局部照明は、全体照明と併用し、全体照明の明るさは局部照明の10分の1以上とする
・間接照明 ・・・ 天井や壁に反射させた光を作業面に当てる照明方法
・直接照明 ・・・ 作業面に光を直接当てる照明方法
照明基準
・精密な作業 ・・・ 300ルクス以上
・普通の作業 ・・・ 150ルクス以上
・粗な作業 ・・・ 70ルクス以上
VDT作業では、ディスプレイ画面が 500ルクス以下、
書類やキーボード面が 300ルクス以上
光の方向
前方から、明かりをとる場合、目と光源を結ぶ線と視線がつくる角度が30°以上でなければならない
●彩色
・目の高さ以下は、まぶしさを防ぎ、汚れを目立ちにくくし、安定乾を出すため、濁色
・目より上方の壁や天井は、照明効果をよくするため、明るい色(白、クリーム、淡黄、淡青色)など
・通常の作業では、照明には、白色光をもちいるのがよい
●採光
採光とは、自然光によって明るさを得ることをいう
仰角 ・・・ 室内の一点と窓の上辺を結ぶ線が、その1点における水平線とでつくる角度のこと
28°以上必要とされる
開角 ・・・ 室内の一点と窓の上辺を結ぶ線が、その1点と窓外の隣接建物の頂点とを結ぶ線でつくる角度
5°以上必要とされる