4日の天皇賞・春に出走し4着に敗れたキズナ(牡4=佐々木)が
骨折していることが6日、分かった。
レース中に発症したとみられる。
骨折の箇所、全治などは不明だが、
次走に予定していた宝塚記念(6月29日、阪神)や、
4着に敗れた昨年に続き秋に参戦を表明していた
凱旋門賞(10月5日、仏ロンシャン競馬場)への出走も厳しい状況となった。
キズナは天皇賞・春に単勝1・7倍の圧倒的な1番人気で出走。
4角で外に出し直線で脚を伸ばしたものの、
勝ったフェノーメノに0秒1差及ばず4着に終わっていた。
鞍上の武豊はレース後
「思ったように伸びなかった。もう一段(ギアが)あると思うんですが…。
よく分からない」とコメント。敗
因の一つには骨折の影響があったものと思われる。
順調なら宝塚記念に出走予定で「巻き返したい」(武豊)、
「また盛り返しましょう」(佐々木師)と陣営は雪辱を期していたが、
無念の戦線離脱を余儀なくされた。
なお詳細は7日にも、厩舎サイドから発表される見込み。