ヒューマンアカデミー東京 スポーツカレッジ トレラボ(研究生課程) 「女性選手の無月経による身体的な影響について」
今日は座学で受け持っているアスリート指導理論という授業を行いました。
後期に入り、コンディションについての話をしている中で今日は女性アスリートの無月経についての話をしました。
以前NHKのクローズアップ現代で放送された「無月経、疲労骨折・・・10代女子選手の危機」をみんなで見ました。
実際に現場ではまだ根性論、体重が軽ければ速く走れる、高く跳べるといったイメージをもった指導者が多くいるのが現実です。
しかし、本気でスポーツに取り組んだことで人生を狂わせてしまう、スポーツをしたことを後悔してしまうということは絶対に避けなければいけないことです。
そういったことからトレーナーは選手はもちろん、保護者、そして指導者に対しても教育、意見していくことが大切であり、昔からある悪い部分を変えていかなければいけないと思います。
ただトレーニングをさせるのではなく、しっかりと自分の身体を知ってもらうことも重要ですね。
そしてそうなるまでの選手や指導者、保護者との信頼関係をしっかりと築いていくことが重要です。
私自身も以前中学バレーのトレーナーをしていた時にしっかりと確認していたかというとできておりませんでしたが、監督、コーチ、保護者の方々がしっかりとチェックされておりました。
セクハラ問題等になってしまいそうで、消極的な指導者の方もいるかもしれませんが、保護者に了承を得たり、面談などをするのであれば女性トレーナー、指導者からアドバイスをもらったり、立ち会ってもらったりと工夫していくことでチェックを行っていけると思いますし、そこから改善策なども伝えていけると思います。
調べていく中で、私自身ももっと勉強していかなくてはいけないと再認識しました。
みんな真剣にクローズアップ現代をみておりました!

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