「教育部長の講義日記」 でも何度も取り上げられている『氏族伝道の心理学』です。
昨日の後藤さんの裁判の待ち時間で、読み終えたのですがなかなかの良書です。
著者は教会員であり、プロの臨床心理士の立場から、また原理の観点から深い考察をとても分かりやすく伝えてくれています。
心の問題の背後には、不安と怒りが関係しており、それは家庭環境から来るものですが、
一歩進んでこれが人類最初の家族、アダム家庭自体が今日の機能不全家族の根源であると、大胆に推論しています。
そして、歴史的にこの家庭文化が受け継がれてきていることを論理的に説明しています。
更に、神様や真の父母様の深い情の世界にも言及しておられます。
結論として、氏族メシヤの必要性を説いています。
そのために、薄くて良い人間関係ではなく、濃くて良い人間関係の必要性を訴えています。日本人は薄くて良い関係を好むそうですが、韓国人は薄い人間関係には耐えることが出来ないそうです。
他にも、親に対して敬拝を行なうことや、「ありがとう」「ごめんなさい」の言葉によって驚くほどに親子関係が改善した事例がありました。
親に対して手紙を定期的に書けておらず、過去にはハガキ道の記事も触れたこともありますが、最低月に2度、決意を新たに取り組みたいと思います。

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