今日のトップニュースになっていました。2001年9・11テロの首謀者のビンラーディン氏が、殺害され「正義はなされた」とオバマ大統領。
アメリカでは、歓喜に沸いているという。しかし、このテロで亡くなった3000人近い人たちの命がよみがえるはずもなく、遺族にとっては首謀者が殺害されたことは、小さな慰めにしかならないかもしれない。
今回のアメリカの行動に対しての是非はともかくとして、歴史的に続いてきた宗教の対立がこの1件で全て解決したと思う人はいないでしょう。
むしろこれから始まる見当のつかない無差別テロという新たな不安材料が増えたと言っても過言ではないと思います。
ビンラーディンがたとえテロの首謀者だとしても人の子であり、新しい憎しみを生み、紛争の火種を増やしてしまったことは間違いないでしょう。
イスラム世界のほんの一握りの人であっても、アメリカという十字軍に対する聖戦として、世界各地でのテロ活動が活発化する。日本も他人事ではないでしょう。
憎しみからは憎しみしか生まれることは無いですし、同じ神を信ずるものが、神の名において憎しみ合う。頭で理解するよりも現実は厳しく、世界平和はまだまだ簡単ではなさそうです。
歴史的恩讐である、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、三宗教の統一を目指して文鮮明師は2003年中東のエルサレムで平和大行進 を行いました。
そして、91歳を迎えられたそのお方が、キリスト教圏の復興をかけて欧州巡回をしておられます。昨日はノルウェイのオスロでの大会を終えられました。今大会の勝利を祈願致します。

にほんブログ村