今日は日野菜の出荷作業をしました。
細長い根が売りものの野菜ですが、気温が上がり水分があれば、どこまでも太り、根が短く葉が長い不格好なものになります。
それに加えて低温下で生育してきた野菜たちは春の気配を感じると一気に花を咲かせるスイッチが入ります。
これを「抽苔(ちゅうだい)」などといいます。
「とうが立つ」といったりもします。
ここ数日の春のような暖かさがまさにそれで、葉色が白くぼやけ、食味は硬く味が落ちてしまうので商品価値がなくなってしまいます。
規格のサイズに近づけながら、抽苔するかしないかのギリギリのラインを見極めることに気を使う今日この頃です。
日野菜を日野菜らしく作ることは密かに技術がいることなんです(百姓の自己満)。。。