この世界の片隅に。。。 | きむきむ父ちゃん@滋賀県草津市で働く専業農家のブログ

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農家の長男に生まれて36年、農家と名乗って6年目。まだまだペーペーでございます

大人の事情なんて知らないけれど、民放のTVではあまり取り上げられない映画。

 

でもオタキング岡田斗司夫がニコ生で「100点満点」

 

宇多丸師匠がラジオで「5000億点」をつけた作品ならば見なければならないのです。

 

全国63館から始まり現在は200館を超えるとか。

 

僕が知ったときは滋賀県わずか1館、しかも遠い・・・。

 

最近、近くで上映されるようになったので1月7日の公開日にいってきました。一人で・・・。

 

「どうせ、この人最後に死なはるんやろ?」

 

誘った息子の一言が全てを物語っているように思います。

 

今までの戦争映画はいかに戦争を残酷なものに見せるか

 

火垂るの墓のように、悲しい悲しい物語になるのが分かっているから

 

子どもたちも見たいとは思いません。

 

この映画も、戦争、原爆が物語の軸にあるので

 

とても悲しくて悲しくてやりきれない

 

『でも』

 

人々は生きている、生きようとしていた


ということが描かれていたように思います。

 

一週間前に見た『君の名は。』が未だ満員だったのに対し、

 

小さめの劇場に半分入るかどうかのお客さん。 


これでいいのか滋賀県の人。


 見たら号泣とか、涙が止まらないとか


そんな謳い文句など参考にすべきではない。


ただただ登場人物の「生きている感」がスゴイし


家族で見て、話し合いができる映画です。


僕自身は終了して館内が明るくなる直前の


すずさんのあれでウルっときてしまいましたが


エピソードごとのオチにニヤッとすることも沢山ありましたよ。


一見の価値あり、映画館で見たということを


後々の人に自慢できる作品だと思いました。


オススメです。。。


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