「レイクサイド」 東野圭吾 | きむきむ父ちゃん@滋賀県草津市で働く専業農家のブログ

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農家の長男に生まれて36年、農家と名乗って6年目。まだまだペーペーでございます

レイクサイド (文春文庫)/文藝春秋
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裏表紙より~

妻は言った。「あたしが殺したのよ」――湖畔の別荘には、夫の愛人の死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験の勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー。


リア充夫婦が子どものお受験をきっかけにドロドロした関係に陥っていく

想像も共感もしない設定に

序盤は取っ付き難さを感じていたものの

それだけに弱い者たちへの救済を示す部分に触れるにつれ

振り幅の大きさを引き出しているところに東野作品らしさを感じた

果たして正解はなんなのか

正解を求めず間違いに陥っていく

最後に登場人物がとる行動に重い杭を打ち込まれた気持ちになった。。。