『スモウマン』  中川ひろたか(著)長谷川義史(絵) | きむきむ父ちゃん@滋賀県草津市で働く専業農家のブログ

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農家の長男に生まれて36年、農家と名乗って6年目。まだまだペーペーでございます

スモウマン (講談社の創作絵本)/講談社
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息子ちゃんがハマりにハマっている、

講演(読み聞かせ会?)で本物と出会ってからは

ほぼ「神」として崇拝するほどの長谷川義史さんの作品です。


相撲部屋のスモウマンが困っている人を助けます。

最小限の文字数のシンプルな絵本を

圧倒的な動的絵で見せてくれます。

長谷川さんの絵本に共通していえることは

読み聞かせを前提に描かれていると思えるぐらい

作品の最後は「読み人」にゆだねられているところにあります。


長谷川さんが提供してくれる平均点以上の絵本を

子どもたち(聞き手)が「面白い!もう一回読んでほしい!」

という気持ちにさせるためには

読み手の技量が必要とされます。

スモウマンをヒーローにするのも、変な人にするのも

そして面白くない人にするのも

読み手にかかっている。

逆にいえば、料理がしやすく、ダメでも勢いで押し切れる作品になっているのが

スモウマンなのであります。。。


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