僕らはやるしかないのです。。。 | きむきむ父ちゃん@滋賀県草津市で働く専業農家のブログ

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農家の長男に生まれて36年、農家と名乗って6年目。まだまだペーペーでございます

今朝は日野菜の出荷へ行ってきました。

気温は7℃。でも寒くない。

慣れとは不思議なもので、10℃以上あるところから7℃になれば「寒っ!!」となるのに

2℃~3℃から7℃となるととっても暖かい。。。

野菜も同じようで、寒い時にガマンしている分、昼間に少しでも暖かくなったり太陽光が出ると

一気に伸びようと動きだします。

12月も折り返しに入り、今年中に出荷しておきたいハウスの生長を高め、

年始に出荷する予定のハウスの生長を遅らせるようにと睨めっこし、

残りの日数を逆算しながら、綱渡りの毎日を走っています。。。



今日は市場で、「漬物商材」が苦戦しているという話を聞きいてきました。

本来なら、贈答用として出荷が増えてくる頃。

市場にも京都の大カブが山のように積まれています。

詳しく聞いてみると、少し前にあった白菜の漬物が原因といわれる食中毒のニュースが足をひっぱっているとのこと。

家庭用ならまだしも、贈り物としては・・・と、二の足を踏まれていることが如実に出ているそうです。

情報社会の怖さといいますか、右向け右の社会といいますか

少しでもネガティブな情報が流れると一気に市場が壊れてしまう恐ろしさを改めて感じました。


信頼を得るには時間がかかりますが、失う時は一瞬だといわれます。

我が家、我が生産地、我が県、我が野菜。

「父ちゃんの野菜なら大丈夫」と思っていただける野菜づくり、信頼関係づくりを

これからも目指していきたいと思います。。。

僕らはやるしかないのです!



まぁそんな感じで、今日もいっぱい生きましょう!