ついに解散となって、なんや政治家さんが右往左往しておられます。
こんなところになって右往左往なのは、やっぱり軸がないというか主張がないのかなぁと僕の目にはうつってしまいます。
結局、どうすれば次の選挙で当選できるか、当選できるかもしれない党につくかしか偉い先生方のアタマにはないのかもしれません。
そして党に残りながら文句ばかり言う人は、比例の順序が高くて当選するかもね、と思っているからなのかもしれません。
僕にはよくわかりません。
党首討論は見ごたえがありました。野田さんの表情、声に迫力があった。
内容が正しいかどうかは何十年も経ってから「あの時の解散は正しかった」or「正しくなかった」と歴史が証明するしかない。
そして、その検証をしなければならない未来の日本人に恥じることのない決断の一票を投じなければならないと思うのです。
野田さんは冒頭で小学校の通知表の話をされました。先生に「正直の上に馬鹿がつく」と書かれたことを父が喜んでくれたと。。。
僕も通知表を作成した経験がある立場から、まず「馬鹿」という言葉などつかえません。所見は形として残るものだから、生徒が残した成果を書き、課題は言葉で伝える。
しかし、野田さんはこの先生の書いてくれた「馬鹿正直」という文字に父親が喜んでくれたということが、成功体験になり野田さんの人生の指針となった。
総理大臣となり国を動かす立場となっても「うそつき」といわれることを極端に嫌い、自分の政治観に従おうとした。それまで周りとの調整と妥協に我慢ができなかったことへの爆発が、党首討論での迫力に現れたのではないか思いました。
僕が教師として生徒に向かい合った6年ほどの時間の中で、そんな言葉を伝えることができたのか。これから自分の子どもたちに何を残せるのか。
うまいこと書けませんが、そんなしょうもないことを考えてしまいました。。。