ジオン公国軍が開発した高汎用機。公国軍初の制式MSであるMS-05ザクⅠの基本コンセプトと実働データを引き継ぐ機体でもあるものの、動力パイプの外装化や出力機関の強化を図ったことで、機体の総合性能は飛躍的に向上している。また、ザク・マシンガンやザク・バズーカ、ヒート・ホークをはじめとする兵器群の充実、そして一般兵士でも容易に運用できる操縦性の良さなどにより、宇宙世紀（U,C,）0079に勃発した一年戦争においては公国軍の主力機として長らく活躍した。
その高い基本性能は、シャア・アズナブルの専用機に代表される指揮官用のMS-06SザクⅡや改良機であるMS-06R高機動型ザクなど、た大戦後期にかけて多数のバリエーション機が生み出されたことでも実証されている。