少し前のお話です。
10月28日(金曜日)。
この日は、息子ちゃんにとって嬉しいことと哀しいことがあった日でした。
まず嬉しいことは・・・
保育園で10月に誕生日を迎える園児のお誕生会があり、みんなにお祝いをしてもらったことです。
みんなが広い教室に集まって歌を歌ってもらったりしたそうです。
息子ちゃんは大勢の前で
「○○(息子ちゃんの名前)です。5歳になりました。」といわなければならず
緊張しぃというか、完璧主義なこの人は家やお風呂で練習、練習。
メッセージつきの大きなメダルと王冠をもらって大喜びでした。
一人ひとりに、こんなに細かなものをつくってきださり、
園の先生方には本当に感謝感謝てす。
息子ちゃんも
「この保育園に行ってよかった」などと、なにか悟ったようなセリフをいうもので少し感心しました。
そして、哀しかったこと・・・
保育園で仲良しのお友だちが引っ越しすることになり、
この日がお別れの日だったのです。
一週間前のバス遠足にいったときに隣の座席にいた子で
お菓子を交換したり、パーキングではぐれないように手を繋いだり、
内弁慶で、自分からお友だちをつくっていくタイプでない息子ちゃんを気づかって
よく声をかけてれていた子でした。
僕も、こういう子が一人いてくれると息子ちゃんも過ごしやすいだろうなぁ~
と思っていたのでショックでした。
あとでママさんに聞いたのですが、
息子ちゃんは帰りのバスを降りて来るなり泣きだして、ママさんにこのことを伝えたそうです。
子どもちゃんは子どもちゃんなりに、何か感じたのでしょう。
あまりにも突然なことで、
ママさんの顔を見るまで感情の出し方がわからなかったのだろうと思います。
そして、子どもちゃんだからこそのストレートな感情の出し方に、
こちらも胸がチクリと痛みました。
息子ちゃんは「必ずまた会える。僕は信じてる」と
何度も自分に言い聞かせるように話をしてくれました。
僕が「どこに引っ越ししやったの?」と聞くと
「滋賀県!」と答えてくれました。
息子ちゃんきっとまた会えるよ。