月に数度、市場が水曜日に休場します。
その前日の火曜日は農休日として組合内で「今日はゆっくり休みましょう」の日になっています。
野菜は生き物ですので、一日も目を離すことはできないのですが、
気持ちだけでも「今日は農休日・・・」といえるだけで気が楽になるものです。
農家のみなさんは基本的に働き者ですから、
「休みましょう」と決まっていないと一年中働いてしまいかねません。
先日の火曜日はその農休日。
園芸組合、10月の月例会が開催されました。
種苗会社から葉菜類の担当の方に来ていただいて、
水菜とホウレン草を中心に講習をしていただきました。
野菜の栽培は、その土地の、土、水、環境にあった栽培法があり、
同じ野菜でも何通りもの栽培法があります。
僕たち農家はそれを日々の活動の中で感覚や身体で覚えていくわけですが、
やはり大事なのは基本の「き」なんです。
専門家の話を「そんなこと知ってる」と思って聞くのか、
「何か新しい知識はもらえないか」と聴くかでは成果が大きく変わってきます。
その意味でもたくさんの組合員の方に参加していただいて講習会ができたことはよかったと
勝手に思っています。