本能寺の変 | きむきむ父ちゃん@滋賀県草津市で働く専業農家のブログ

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農家の長男に生まれて36年、農家と名乗って6年目。まだまだペーペーでございます

遅ればせながら、2月6日放送の「江 姫たちの戦国」(第5回 本能寺の変)をみました。


これまでも様々な俳優によって演じてこられた本能寺の変という事件。


歴史のターニングポイントになるこの事件をどのように演出するかによって


それ以後のドラマの方向性や締めくくりが見えてくる大事な場面だと思ってます。


僕が注目するのは3つのセリフ


①「敵は本能寺にあり」

②「是非もなし」または「で、あるか」

③「人間五十年・・・」


①は明智光秀が信長を討つ意志を打ち明ける場面。追い詰められ突発的に発する場合と強い意志を持って発せられる場合がある。

②は襲ってきたのが光秀とわかったときに信長が発するセリフ。天下統一を前に絶望的に発するか、半ば予想していて冷静に発するか。

③信長が好んだ敦盛の一部。死を覚悟した信長の最後の場面で出てきます。





今回の豊川信長は、新しい世界のために自らが犠牲となる覚悟でいるという立場で、本心を姪である江にだけ打ち明けるという設定のようで、江に時折みせる優しげな眼差しが今までの信長像にみられないものだったと思います。


最後の場面でも一筋の涙を流すところがありましたが、天地人で吉川晃司が演じた魔王信長という像と対比されて、新鮮さを感じました。