幼い時の嫌な記憶というものは大人になっても残るわけで
「三つ子の魂百まで」という言葉が相応しいのかわからないけれど、
心に刻まれた傷は、一生消える事がないのです。
イジメとケンカの違いには
そういうところがありまして、ケンカで負った傷などは
時がたてばいい思い出に変わったりすることもあるのですが、
イジメられて心が傷つけば、その傷は深く深く心に刻まれて
忘れようにも忘れられず、
忘れたつもりでいても、ふとした瞬間にフラッシュバックして
長くその人を痛めつけるのです。
風評被害というものは、瞬間的に負った傷の重大さもさることながら、
これによって、当事者とそれに関係する人に刻まれた心の傷が
ものすごく深く刻まれて、
ヘタをすると周りの人にとってみたら、その大きな傷だけの印象を残してしまうのです。
風評被害は人が作り出したものです。
その情報の受け手となる私たちは、本質とは何かを見抜く力を持ちたいものです。。。