情熱大陸の貴乃花親方の回をみました。
親方として、父親として、彼の一本気な生き様に感服しました。
不惜身命とは、仏道の言葉で
「仏道を修めるためには、身命もかえりみないという心構えや態度」とのこと。
10代で相撲の世界に入り、輝かしい記録を打ち立て、
引退後は親方として
相撲界全体の底上げと改革、底辺の拡大を志す姿、
弟子には、時に厳しく、時には親のように優しく接し、
礼儀を重んじる姿に日本人の忘れかけているものを見ました。
「目を見て話を聞け、返事をしっかりしろ」
当たり前のことを当たり前にできない人間(ここでは敢えて若者と言わない)が
どれだけ多いことか。
農の道を極めようとしている自分は、どれだけの心構えを持っているのか。
道を極めた人の言葉には深みがあり、胸に染みましたとさ。