昨日は園芸組合の寄り合いと懇親会がありました。
寄り合いでは、
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の話題もたくさん出され、
社会情勢の変化が自分たちにも直結していることを実感しました。
今の政府の対応や大臣の発言によると、農業従事者(250万人といわれる)である
僕たちのことを考えていただいているのか本当に不安になります。
僕たちには、少し大きな発言になるとしても
食を通して国を支えているという「誇り」をもって日々働いています。
農業の構造が変わることがあっても
全ての農業がなくなってしまうことはないでしょう
そして、僕たちにも社会状況に対応していかなければならない義務があることは確かです。
しかし僕たちのやっていることは、種を播き、水をやり、育てる仕事です。
政府のやっていることは、せっかく出てきた「芽」をスパッと切りとることと
同じではないでしょうか?
なぜ農業が、高齢化し、後継者が育たない。
未来のない(といわれる)産業になってしまったのでしょうか?
僕は、農業に限らず、もっとその「ちいさな芽」を育てる社会を希望します。
よそから「苗」を買ってくる社会では、いつか息切れするときがくるのではないでしょうか。。。