現代人の7割とか8割が睡眠に何らかの悩みを持っている昨今、
ぼくは常時快適に惰眠を貪るので、少数派の原始人ということになるのか。

そんな野蛮なぼくが、もうすぐ4時30分になろうとしている今現状、
まったく眠れない。

今夜も漏れなく、日付が変わるころには、うとうとし始めておった。

この時期になると、ぼくの睡眠コスチュームは、
Tシャツとパンツ。

どこでもドアがあるのなら、door to doorで
披露宴にだって参加することができる
極めてフォーマルな装いと言っていいだろう。

ぼくクラスの洗練された大人ともなると、
寝る時でさえ、一分の隙もないわけである。

ベッドに横臥すると、いつものように音の速さで
面会謝絶、意識不明の状態に陥った。

そんなぼくを再び生の世界に呼び戻す不快なサウンドが
鼓膜を揺さぶる・・・網戸に突撃を繰り返す虫の羽音だ。

京都嵐山・・・観光地という肩書きを取っ払えば、
単なる山際の田舎。温かい季節ともなると、
虫たちの勢力が俄然、勢いづくわけだ。

田舎だけに、若干、サイズも大きい気がする。

蚊なのかハエなのか、種類は特定できなかったが、
とにかくぼくは若干の苛立ちを全身に帯びつつ
消音作業に取りかかった。

しかしながら、ご存知のようにぼくは生粋の博愛主義者。

己の快適のためとはいえ、皆さんのように
殺虫剤を大量に散布するような大量虐殺は好まない。

月並みだが、一寸の虫にも・・・である。

ぼくの部屋には、
網戸にシュシュッと振りかければ、あら不思議と、
虫が寄ってこなくなる虫よけスプレーが常備してあるので、
それを投入することにした。

このタイミングでいくつかのアクシデントがすでに発生していた。

女性はどうなのかわからないが、
就寝時に履いていたはずのパンツが
朝起きると、勝手に脱げてしまっている。

男性諸氏は、こういう経験は頻繁とは言わないが、
それなりに経験していると思う。

先ほどのぼくも、ベッドからむくっと起き上がったとき、
この超常現象が発生しており、下半身はすっぽんぽんであった。

ベッドの下方に脱ぎ棄てられたパンツを一瞥し、
虫よけをしてから履けばいいと思ったぼくは、

下半身をあらわにしたまま、虫よけを片手に
虫君がテロ行為を繰り返す網戸の方に向かった。

そして、すべての戦いの基本である
「まず、相手の下半身から攻撃せよ」
とのセオリーを守り、眠い目をこすりながら、
網戸の下方から虫よけを発射した。

寝入りばなを急襲されたこともあったのだろう。

常日頃、沈着冷静なぼくにあるまじきミス、
スプレーの前後を間違えて発射してしまい、

網戸ではなく、己の股間にスプレーをお見舞いしてしまう
誤爆をしてしまった。

このとき、「あっ!」とはなったが、
すぐに間違いに気付き、すぐに通常方向への散布作業
に切り替え、パンツを履きなおし、再びベッドにもぐりこんだのだが、
10分程度経過してから、

まことに残念なお知らせが、ぼくの股間にやってきた・・・。

これまで数々の女性にメルヘンに満ちた魔法をかけてきた
魔法の杖の方は何ら問題なかったが、とにかく
誤爆以来、「福袋」の方がヒリヒリと悲鳴をあげており、
今現状、まったく眠れない!

これはいかんと思い、深夜の1時過ぎに風呂に入り直し、
福袋の除染作業を丹念に行って、再度、ベッドに横になってはみたが、
まったく眠れない。

以来、ベッドに横になりながら、己の福袋、CanCamを
モミモミしながらヒリヒリを拡散させる孤独な作業を
今までずっと続けておったわけである。

深夜にひとり、己のCanCamを数時間もモミ続けるオッサン、
その図柄は、単なるヘンタイである。

ついでに言えば、1時過ぎの被弾以来、
4回も入浴を繰り返している。もちろん、福袋を洗うためだけに・・・。


性的な意味ではなしに、
こんなに自分の「たま隊員」とじっくり向き合ったのは、
人生で初めてだ。

とにかく、痛い。ヒリヒリする。

皆さんにおかれましては、間違っても、
自分の股間に虫よけスプレーを誤射しないように。

そして、自分の彼氏、夫の浮気が目に余るようであれば、
虫よけスプレーをそっと、彼の股間にお見舞いしてあげるといい。

浮気の虫もイチコロ、秒殺間違いなしです。

最後になりますが、
あまりに眠れないので、こんな時間にブログを書いてみたが、
もちろん、文章を打つ、合間合間に、CanCamはモミモミしておったという、
どうでもいい最新情報をお伝えして、

今からもう一度、風呂に入って「福袋」に特化した
本日5度目の決死の除染作業に行って参ります。

では、皆さん、ごきげんよう、おやすみなさい。

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