さぁ、ホワイトディ界隈でございます。
モテメンの皆さまにおかれましては、
お返し等々、角が立たないよう心配りに
汲々とされていることと存じます。
しかしながら、
年々オスとしての人気が下落の一途、
「孤独死一直線」、そんなぼくには、
かような心配など無用。
「もらうの大好き、あげるの大嫌い」
そんな生来のセコい気質、「おちょこの器」と
男としてのスケールが極めて小さいぼくではありますが、
そうは言っても、次の次の次くらいの
京都市議会議員選挙に
立候補しようかなと企む我が身。
数少ないミクロな支持者は大切に
しなければいけません。
ということで、好感度を意識した
とてつもなく打算的なスタイルでは
ありますが、
「なにか欲しいもの、ある?
遠慮せずに」
なんて、ありもしない「懐の深さ」をねつ造し、
先ほど来、
優しい大人の「フリ」を
パンチラさせておったわけでございます。
「モノはいらないから、
『副隊長がギュッとなる京都の景色に
連れて行ってほしい」
そんな依頼をたった今、受注いたしました。
「喜んでー!」
居酒屋張りのハツラツとした返事とともに
電話を切ったわけですが。
はてさて、
「京都人の京都知らず」
とはよく言ったもので、神社仏閣、
古式ゆかしい景観など情緒が皆無のぼくにとっては
日常の一コマ、無意識でいるなら乱立するコンビニの
佇まいとさして違わない。
どうしたものか?
ポクチンポクチンと
とんちを働かせてみたところ、
「チーン♪」
と鈴(りん)がなったのは、
「ぼくが、副隊長がギュッとなる」
そんな景色をお見せしようということ。
端的に、ぼくが思い出に浸れればそれでいい。
そんな場所をガイドして周る。そういうこと。
身長差30cm、振り向きざまに
唇を奪われたあの日。
155cmの彼女が繰り出した不意のジャンピング・キスに
甘さよりも鼻の痛みにうずくまって涙した、
「清冽な女のキスというよりは頭突き、を喰らった
せせらぎの水辺」
17歳のとき、一目惚れした名も知らぬ
女子高生を5時間待ち伏せし続けた
「初々しきストーカーの想念がさまよう
風の丘」
月明かりすら避けて歩きたくなるほどの
人目を忍んで、でも、人目を奪うほどの
きらきらした恋、
「見てるだけで感じてしまう、
副隊長が濡れた街角」
等々、その他時間があれば、
「友達がキセルで捕まったごく普通のバス停」
などの「おまけスポット」なども、今夜は
案内しよう。そういうことに決めました。
嬉々としながらハンドルを握り、
「ここはね・・・」
なんてニコニコしながら説明を繰り出すたびに
曇って行く彼女の表情。
想像するだけで、感じてしまいます。
まあ逆に、これで喜ぶような頭のイタさが
あるのなら、一層ぼくたちは仲良くなれるわけで。
出掛ける前に
きちんとオチンチンを洗わないとダメ。
今宵はそんな夜になるかもですね。
※誤字・脱字がないかとこの日記を読み返したき、
こめかみを押さえてこれを書いた自分に吐き気を催す。
その程度の客観性はあるみたいなので、
皆さん、あまり心配しないでください。
チョコくれなかったひとへ。代わりや、押せ