日本における犯罪の検挙率は殺人、放火などの

凶悪事犯についてはそれぞれ、95%、80%程度

らしい。


一番認知件数の多い「窃盗」については、近年、

30%前後で推移しているそうな。


前々回記事で書いたように、

僕は16歳の時、「京都祇園祭 宵山」において、

"ナンパ〟なる「見果てぬ男の浪漫」デビューを

果たした。そして、その後も、


「京都の夜の治安を守りたい!」


と言う"義侠心〟のみを身に纏い、20代が終焉する

まで、"恋愛FBI捜査官〟として京女の貞操を守り

続けた訳であるが・・・恐らく、僕が現役捜査官だった

頃の"検挙率〟は甘めに見積もっても"20%前後〟

・・・いや、10%台ぐらいであっただろう。


申し訳ない。また、見栄を張ってしまいました。


しかし、ひとつ言い訳をさせてもらうなら、

僕たちは、声を掛けてすぐに、


「ワタシら、お金、ないねん♡」


などと仰る、"人類の進化に取り残されたのでは?〟

と脳の容量を量りたくなるような"いかにも〟な女子を

捕獲しようなんて言う"純度100%〟チョメチョメ(山城

新伍さんより引用)狙いのハレンチ汚職捜査官では

断じてなかった。


僕たちの捜査は、時には、河原町の駐輪禁止場所より

コーンを拝借して、それを頭に装着して木屋町通りを闊歩し、




微笑みかけてくれた違いのわかる"大人の女性〟にのみ、


「何が面白いのか教えて♪」


と真顔で問いかけ、そして、刹那色の酒をご馳走する

"飲み仲間〟募集する程度の"座興〟戯れだったように思う。


話を元に戻すが、


16歳の「祇園祭 宵山」における"初ナンパ〟の時には、


"コーンを被る〟


などと言うスタイリッシュな手法など思い浮かぶはずもなく、

僕たち"メンズ高6人衆〟は、


日中、吸収した余熱を醸し続けるアスファルトの上で、

"撃沈に次ぐ撃沈〟を重ねていた。


しかし、「下手な鉄砲・・・」とは良く言ったもので、

手柄の帰属は忘れたが、友達が乱射していた

"恋のショットガン〟の散弾が、ある浴衣姿のウサギちゃん

4人組に命中したという一報がもたらされた。


車止めに腰を下ろして涼を取っていた僕ともう1人の友人は、

逸る気持ちを抑えられずにBダッシュで現場に急行した。


そして、満面の笑みを浮かべて浴衣姿の

ウサギちゃん達と対面した。


「はじめまして♪僕は・・・Юж※」


・・・この時、戦争を知らない僕は、


"無差別爆撃は絶対にしてはいけない〟


この言葉の本当の意味をはじめて知ったと思う。



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