野生ゴリラの研究家は、ゴリラを長期に
渡って観察する際には、まず最初に、
仲間ではなく、ゴリラのルールをわきまえる
一種の動物と認識してもらえるように
努力する。そうして彼らのルールを乱さず、
空気のような存在になることで接近しても
受け入れてくれるようになる。
他の類人猿の研究家たちも、その類人猿固有の
コミュニケーション様式を真似る事から着手し、
「意思の疎通」のために人間のコミュニケーション
形式をそのまま適応するのではなく、動物本来の
あり方を尊重し、環境にあるがままの動物を
受け入れることによって対等の関係を築き、
その信頼を勝ち得る事によって身体的接触を
可能にするそうです。
このような言葉の通じない動物とのコミュニ
ケーションを「異種間コミュニケーション」
というらしいです。
話は変わりまして、
「仕事ができるようになりたかったら、
できるヤツから盗め!」
なんてことを言われた経験がある方も
少なくないと思います。
最初の「仕事」を「勉強」、「遊び」、「恋愛」
に置き換えてもいいのですが、僕自身も
学生の時なら先輩に、社会人に
なった時には上司に、いろんな部分で
あきらかに僕よりも能力の優れた人たちと
たくさん出会いました。
優秀な人からは、仕事の進め方やトラブル処理
などの単なる技術的なことよりも、むしろ
その行動哲学、拠るべき規範、息遣いなど、その
一挙手一投足が僕にとっては宝の山なわけでして、
それを学ぼう(盗む)とすると、それこそ、
その人の限りなく無意識な状態を観察する
ことが重要になってきます。
僕は優秀な人たちから観察の許しを得るために、
まさにこの「異種間コミュニケーション」の方法に
近しい手段を取っていたのかな、と
この本を読んでいて思いました。
敬愛する人たちを僕はゴリラ扱い・・・。
機会があれば、その方たちに報告してみます♪
余談ですが、熱心に観察すればするほど、
副産物として、その人のモノマネが
上手くなります。そして、
「その人を好きにならないと
モノマネはできない」
という芸人さんの言葉は正しいと思います☆
3位のオシリが見えてきました。
よろしくお願いします♪