僕は周りの人が思っているほど、

自分のことをエロだとは思っていません。


先日、友人の家にお邪魔した時のことです。


家が近い友人を乗せて車で帰宅途中に、

その友人がAVを借りたいからレンタル屋に

寄って欲しいと僕に告げました。


その日、僕は風邪気味で熱もあったのですが、

久しぶりでもあったので少々無理をして

この集まりに参加していました。


ですから、この事を重々承知しているにも関わらず

この発言をした友人に、

「オマエ、オレが今日、風邪なん知ってるやろ!

オレは他人の迷惑を顧みないエロが一番、

腹が立つ!早く帰って寝ろ、くらいの配慮は

ないんか?アホ!」

と激怒してしまいました。


でも、「ちょっとだけ♪お願い♪」と僕の

怒りを右から左へ受け流す友人に根負けして、

友人御用達のレンタル屋に行くハメになりました。


店に着くと彼はすぐに2階にあるAVコーナーへ

直行、階段を登る気力もない僕は1階で彼が

降りてくるの相当怒りながら待っていました。


しかし、なかなか降りてこない彼にさらにキレて

しまった僕はヤツを叱り飛ばしてやろう!と

その怒力だけを支えに2階に上がっていきました。


息も絶え絶え階段を上がって2階に着くと・・・。


正直、驚いた・・・。


何が驚いたかと言うと、


有り得ないくらいのAVの数だったんですよ!


驚いている僕に彼は得意満面の顔で

近づいてきて一言、「スゴイやろ♪」


・・・怒りどころか風邪さえ吹っ飛びました、本当に。


あんなに僕を苦しめていた頭痛すら感じなくなるほど

男の本能むき出しになった僕は、まず、下に下りて

手際よく会員になり、再び2階に上がってみっちり1時間、

歴史的発見をした考古学者とまったく同じ種類の

熱いまなざしで慎重にDVDのパッケージの文字を解読し、

さらなる詳しい調査を行うため、重要と思われるものを

動物的嗅覚で嗅ぎ分けて選び、

自宅に持ち帰ったのでありました。

(もちろん、さらなる学術的アプローチを加えるため♪)


その後、友人には深々と頭を下げ、先ほどを非礼を

心から詫びたのは言わずもがなです☆


僕は自分が思っているよりはエロかもしれない、


と考えさせられた出来事でした。


おしまい